【久留米工業会 関西支部】支部長挨拶

　　　ご挨拶
関西支部は、第１回総会（平成１０年）を神戸オリエンタルホテルで開催し、今秋１０月に第１７回総会を迎えることができました。
歴史を着々と重ねてきております。私は、その第１７回総会で支部長に指名され、お引き受けいたしました。

今年は創基７５周年及び高専創立５０周年の記念すべき年でありますが、一方では、高専の統廃合を懸念する時期に差掛っている年でもあろうかと思っています。
その様な時期に支部長を拝命し、その責任の重さを感じているところであります。

５０年前の高専創立期に入学した学生は、団塊の世代と言われるように、２６０万人前後の出生数でしたが、現在は１００万人台です。
少子化の時代ですから、高専や大学の統廃合も致し方ないと思いますが、最も歴史のある久留米高専を名誉ある姿で存続させなければならないと思っています。

第１７回総会では、昭和１７年旧工専卒業の方が出席され、また若い方では平成２６年卒業のフレッシュマンという年齢差が７０歳を超える顔ぶれで、和気あいあいとした雰囲気で楽しいひと時を過ごしました。
同窓会は同じ学び舎で過ごした者同士のふれあいの場であります。
若い人にとっては、諸先輩の技術的知識や経験を聴く良い機会でもあると思います。
損得なしで技術交流が出来て、明日の一歩に繋がるような取り組みが出来れば良いなーと思っています。微力ではありますが、支部のまとめ役として努力いたしますので、ご支援宜しくお願い致します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（平成26年10月）